
あなたは、寝ているときに見た「夢」の意味に、興味がありますか?
深層心理学的には、「夢は無意識からのメッセージ」とされていて、フロイトやユングは夢分析を重要視していました。
もしあなたが、なんだかうまくいっていない感覚を持ちながら生活しているのであれば、夢を使って、何かのヒントをもらうことができるかもしれません。
夢は自分の現実を反映した物語

夢って、おもしろいですよね。
夢は、自分で意識していないことや、うすうす気づきながら無視していること、直視できずにいることなどを、映像とストーリーで届けてくれます。
私は、何かの学派に属しているわけではないし、夢分析についてガッツリ学んだわけでもありません。ただ、夢が何かの気づきを与えてくれるなあということは実感しています。
でも、夢の意味を、自分ひとりで読み解くのは、けっこう難しい。
夢の解釈に関する本は色々出ていて、参考にはなりますけど、「この夢はズバリこういう意味です!!」という一対一の決まった答えがあるわけじゃありません。結局は、個人個人の状況によって違ってきます。
それで私は、月一回、カウンセラーさんに夢を報告して話し合うということを続けています。
ある日の私の「夢」

10月のある日の夢。
場面①
和定食屋で、親戚が集まって食事をしている。時間があるので、先に出て散歩でもしようと思い、レジで支払いをする。
金額は17万円。あまりにも高額なので驚くが、親戚全員が食べたらこのくらいになるのかなと思い、クレジットカードで払う。もちろん、他の人の分はあとでお金を返してもらうつもり。
そのあと、スマホに、銀行から高額のポイントが入ったと通知が来る。「さっきの支払い分のポイントだな」と思う。しかし、親戚の分のお金はあとで返してもらうつもりなのに、私がこのポイントを受け取っていいものなのかな?と迷う。
場面②
和定食屋の外に出て、靴を履こうとするが、自分のと似た靴がいくつもあって、どれがどれだかわからない。履いてみると、ヒールの高さが左右で違っていて、おかしい。
それでも、みつけた靴を履くために椅子に腰かけようとする。高級そうな椅子が並んでいるが、誰かが先に使っているらしく、荷物が置いてある。仕方なく、道の端に寄って、しゃがんで靴を履く。
分析の際には、上記の夢について、いろいろな連想を膨らませながら考えていきます。夢に出てきた定食屋とか靴のデザインとか、関連して思いつくものを何でもあれこれ、話します。
その連想を全部書き上げても、読むには退屈でしょうから、この記事では、大きなことだけ、かいつまんで書いていきますね。
夢からメッセージを受け取る

夢のどちらの場面も、「何だか変だな?」という感覚があるところが共通しています。そして、私は、「変だな」と思いながらも、きちんと確かめたり、誰かに尋ねたりすることをしていないのです。
親子丼や焼き魚定食を出す店で、17万円って!親戚みんなの合算だとしても高すぎますよね。それを私は、うかうか支払っているのです。親戚にそのことを告げもせずに。
靴もそう。「変だな、自分のじゃない」と気づきながら、その靴を履こうとしています。違う靴では歩きにくいし、他人の靴で立ち去ったら迷惑もかかります。それなのに、「仕方ないな」と、そのままにしてしまっているのです。
違和感を感じながらも、状況に甘んじている私。この夢からは、そんな私の姿が見えてきました。
この気づきを、現実の自分の生活と照らし合わせて考えてみると、
うーん。ひとつには、なんでも自分ひとりでやろうとしてしまう行動のクセが、私にはあると思います。人に頼るのが、苦手なんですよね。夢からのメッセージその1は、「もっと、困ったときには誰かに頼ろうよ」ということでしょうか。
もうひとつ思い浮かぶのは、「変だな、と思ったことは、きっと大事なことなんじゃないかな」ってことです。
今、仕事を休んで学生をやっているんですけど、これまでは忙しさの中で、とにかく日々をこなすしかなくて、「考えても仕方ない」っていう態度でいたところがあったと思うんです。だけど、今は、「ん?」と心にひっかかったことを、考えることができる。
私は、次々に何かをやって成果をあげたくなる性分なのですが、
そんな私に、「立ち止まって、考えようよ」というのが、夢からのメッセージその2かな・・・というふうに思いました。
夢からの気づきを活かす

突っ込んで考えていけば、夢の解釈はもっといろいろ出てくるでしょうけど、今回はこのくらいにします。
いかがでしたか?あなたも、見た夢について、その意味を考えてみる時間をとってみてはいかがでしょうか。
夢の意味を受け取るにあたって、だいじなことは、「自分自身で気づくこと」です。偉い先生に「この夢は、こういう意味ですよ!」と通達されるのではないのです。夢分析は、「夢占い」とは違います。あれこれ自分で思いめぐらしてみること。それが、夢が本当に自分にとって意味のあることになっていくために大切なことだと思います。
もしよかったら、あなたの夢を聞かせてください。私は分析の専門家でもなんでもありませんが、「こうかな、ああかな」と思索する際の聞き役にはなれると思います。
夢に関しては、こちらの記事もどうぞ。
