
あなたは、遊ぶことが好きですか?
常にがんばり続けるタイプの人は、遊びを「時間のムダ」と考えてしまいがち。でも、遊ぶことは、生きる上で大きな意味があるのです。
今日は、「遊び」の効用について、一緒に考えていきましょう。
「効率の悪さ」は「面白さ」

「遊び」の特徴のひとつは、「効率の悪さ」にあります。
遊びって、目的があるにはあるんだけど、わざわざその目的に効率よく到達しないように工夫されているんですよね。
たとえば、かくれんぼ。
「鬼」にとっては、「他のプレイヤーをみつけて、捕獲する」というのがミッションです。
だけど、わざわざ「鬼」は、声に出して数を数え、他のプレイヤーが隠れるための時間を与えます。その間、手で目元を覆い隠して、隠れるところを見ないようにもします。さらに「もういいかい?」と、隠れ終わったかどうかを尋ねることまでする。
「みつけて、捕獲する」という目的からすれば、ものすごい「非効率」だし、「ムダ」なことです。でも、この「ムダ」を失くしたら、遊びは、遊びにならない。ぜんぜん面白くないですよね。
「非効率」をわざわざやることが、「面白さ」を生むのです。
面白いな!とワクワクするような時間・・・あなたは持てていますか?
ムダな隙間が、ゆとりを生む

今の世の中は、効率が重視され、ムダを省いて「進歩」し、「進化」することが賞賛されます。
効率よく物事を進めるのは、確かに大事なことです。でも、何もかもが、効率優先で一部の隙もない生活・・・これでは息が詰まってしまいます。
遊ぶことは、「ゆとり」「余裕」と関係があります。
よく「遊び」の効果として、線路の結合部など、意図的に作られる隙間のことが例に出されます。線路の鉄が熱によって膨張するので、この「遊び」がなければ線路はゆがみ、脱線事故の原因となってしまいます。
つまり、切れ間のない線路のように、ずーーーっと頑張りっぱなしで「抜く」ところがないと、大変なことになってしまいますよ。ということですね。
あなたの生活で、「ムダを楽しむ時間」は、ありますか?
ムダを楽しむために、アートのすすめ

ムダを楽しむための遊び・・・いろいろあるけど、私がお勧めしたいのが、アート制作です。
大人が何か遊びを楽しもうと思ったら、けっこうお金がかかったり、始めるのが大変だったりするものが多いですよね。でも、アート制作は、とりあえず紙と色鉛筆とかクレヨンとか、安価な手近なもので始められます。
絵を描くとか、工作をするとか・・・もしかしたら、小学校、中学校のころは、「上手に描かなくっちゃ」っていうプレッシャーがあったかもしれません。成績評価をされてしまうし、中には、「下手だって言われたことがある」「笑われたことがある」っていう方も、おられるかもしれません。
でも、大人になった今、「上手に描く」必要は全くないんです。

「誰かに評価されるため」じゃなくて、「自分のための遊び」としてのアート制作。楽しいですよ!
私は、子どものころからずっと絵を描いてきて、芸大に進学して絵を専門に学ぶことまでしました。
hkoでも、大学を卒業して、誰に見せるわけでもない自分のお楽しみだけのための絵を描いたときには、肩の荷が下りたような感覚を味わいました。ずっと、「他者からの高評価」を意識していたんでしょうね。

アートで遊ぶ。と言っても、じゃあ、どうすればいいのか、わからない・・・って思われた方は、ぜひ一緒に、アート遊びをしてみませんか。最高にムダな時間を、一緒に過ごしましょう!
関心を持たれた方は、「お問い合わせ」から、ご連絡くださいね。
今回の記事は、「ハウ・トゥ・アート・シンキング 閉塞感を打ち破る自分起点の思考法」若宮和男 著 実業之日本社 を参考にして書きました。なかなか面白い本でした。
遊びとアートに関して、次の記事もよかったら合わせてお読みください。
