
運動が大の苦手である私が、定期的に運動を始めてから、4カ月目に入りました!
週に2回なんて、運動好きな人から見たらささやかすぎるのかもしれませんが、私史上では、これは初の快挙なんです。
さて、この経験で学んだことの一つは、口約束って効果的だ!ということです。
今回は、「約束」によってモチベーションを維持することについてのお話です。
「頑張るぞ」が続かない…

私が運動のために通っている施設は、全国いろんなところで展開しているチェーン店的な感じなんですが、30分で済むことと自分のペースでできることとで、ゼイゼイハアハア苦しい感じじゃなくて気軽にできる運動だっていうところがいいなと思っています。
さて、通い始めるときに、いちばん心配だったのは、「続くかな?」ということでした。
だって、私、何かをコツコツ継続していくのが苦手 なんですよね。
例えば、サプリメントを定期購入して飲み始めても、未開封の袋がどんどん溜まっていくばかりだったし。
英語学習なんて、本やらCDやら、いろいろと購入して、はりきって始めるんだけど、結局、教材の最後まで行きつかず挫折・・・という悲しい実績が累々と・・・。

英語に関しては、これは独力では無理だと判断し(←やっと気づいた)、お金を払って、日時を予約して学ぶようにしたところから、ようやく継続的な勉強ができるようになったんです。
つまり、日時予約という縛りが、私の継続的努力には必要だったってことです。
だけど、通い始めた運動施設は「思い立った好きな時に来られて、定額で通い放題」が売り。つまり予約制ではないのです。
私にとっては「思い立った好きな時に」は、過去の経験ではむしろデメリットでしかなかった。「この時間にやるとガッチリ決まっている」ことでしか続けられなかった私としては、予約制ではないということが不安材料でした。
「口約束」のすごい効果

そんな不安を抱きつつのスタートでしたが、
この体操教室では、予約ではないんだけど、毎回帰り際に、コーチとの口約束 があるんです。
「文子さん、次はいつ来ますか、」と聞かれる。それで、「うーん、じゃあ水曜日に」と答え、「じゃあ、水曜日、待ってますね!」と言われる。こんなやりとりです。
これが、驚くほど威力がありました。
言っていた通りの日に行かなくてもキャンセル料が課されるわけじゃない。叱られもしません。でも、なんだか、「水曜日に行くって言ったんだから行かなくっちゃ」という気持ちになるんですよ、不思議と。
そして、申告した日に行けなかった場合、「あー、昨日行けなかったから、今日こそ行かなくっちゃ」と思って、なんか、埋め合わせしなくちゃいけないような気がして、行くんです。
誰かと約束するって、すごい効果です。
いのちを救う「約束」の力

以前、アートセラピスト養成講座で、自死企図のある人への対応について学んだときにも、「約束」が大事 だと教わりました。
ケース・バイ・ケースではありますが、
自死企図があることを知ったからといって、普通、セラピストは24時間体制でクライアントさんとつながるようなことはしません。それは、長期的に見ていい結果にはつながらず、例えば依存性を高めてしまうなどの問題を生みます。
と言っても、危機的状況であり、セラピストも心配でならない。死なないでほしい・・・
そんなとき、そのセラピストは、クライアントさんと「契約書」を交わすのだそうです。

「来週、〇月〇日の次回セッションに、必ず来ます」という内容の書面をクライアントさんに書いてもらい(できれば色や絵でアート表現も入れてもらうそうです)署名も入れてもらうのです。
もちろん法的な契約書ではなく、ふたりの間だけでの「約束」でしかないんだけど、「この方法で、次回のセッションに来なかったクライアントさんはない」とのことでした。
「約束したんだ」ということが、絶望と苦悩の中でもクライアントさんの生きるモチベーションをギリギリのところで支えるのですね。
「自分との約束」よりも「誰かとの約束」

今回は「誰かと約束する」ということの効果についてお伝えしました。
本当は、「○○するぞ」という決意は「自分との約束」なので、自分との約束も必ず守る人になれば最高なんでしょうが、残念ながら、これはとても難しいです。
「始めたけど続かない」経験を積み重ねてきた人は、ぜひ、「誰かと約束する」という方法を取り入れてみてください。
口約束でも充分効果がありますよ。
ただ、約束する相手は、あんまり身近すぎない人の方がいいかもしれません。
普段の堕落した姿を知りすぎている家族などよりは、ちょっといいところを見せたい相手の方が、効果的かもしれないという気はします。
ぜひ「『約束』を使って、うまくいった!」という話があれば、教えてくださいね!