簡単アート!シールで遊び、自分のココロと仲良くなろう

絵が苦手だとか不器用だとか・・・そんな気持ちで、表現活動に取り組むことをしり込みしている方に贈る、お気軽アートワークのシリーズです。

とりわけ、「アイデアが浮かばなくて、つらかった」という悲しい記憶をお持ちの方。「何も思いつかない」ということは、このアートワークでは絶対にありませんので、ぜひやってみてください。

今回は、シール遊びです。ついでに、シールの作品からの発展で「こすりだし」の技もご紹介しちゃいます。

「何も思いつかない・・・」

図工・美術の時間、何も思いつかず白い紙を見つめたまま途方に暮れる・・・つらいですよね。「自分は、想像力・創造力がないんだ・・・」と諦めてしまっていた方は、少なくないと思います。

でもね、実は、美術が得意な人であっても、じーっと制止した状態でグッドアイデアがピカーン!と閃くなんてことは、まずないんですよ。

アートを生み出す人はみんな、手を動かして考えています。手を動かしているうちに「あ、これイイ感じ」というものが見つかる。手で考える」ということをしているんです。

というわけで、「手を動かしているうちに、なんだかアートっぽくなっていく」お気軽アートワークをご紹介します。

お気軽「シール遊び」

今回の「シール遊び」では、やることは、とにかくシールを貼るだけ!です。シールを紙に貼るくらいなら、かなりの不器用さんでも大丈夫ではないでしょうか。

主な材料・用具
紙(なんでもいいです。お好みで)

シール各種(百均で大丈夫です。いろんな色とサイズがあると楽しい)

ごちゃごちゃ考えずに、とにかく1枚、シールを貼っちゃってください。最終的にどんな作品にするかなんて、考えちゃダメ!とにかく貼ります。

そして、シールを追加していきます。

お勧めの貼り方は、隣、隣へと、シールを連続して貼っていくことです。

まっすぐでも、カーブしても、ジグザグでもいいです。

ずっと同じシールでもいいんですが、気分転換に、サイズと色がちがうものを入れてみました。

あ、画像を入れているのは、イメージをお伝えするためで、これは「お手本」ではないですよ。とにかく「ここにこれを貼りたい気がする」ということをやるんです。

そして、さらに、気の向くままに、シールを足していきます。

ちょっとペンで線を描き入れてみました。

どんどん行きます。

最終的に、こんな感じになりました。

おまけのアートワーク:こすりだし

紙素材による凹凸ができているので、これは「こすりだし」ができるなあと思いつき、試してみました。

シールの作品の上に、コピー用紙を重ねて、色鉛筆でうすーく、ササーッと色を付けていきます。

うっすらと、シールの形が浮き上がって見えてきます。

 

色鉛筆は立てずに、なるべく低く寝かせるような感じで使うのがコツです。

お勧めの画材はクーピー。芯だけの色鉛筆だから、こすりだしには最適だと思います。

紙がずれないように、下の作品をそのまま写し取るのでもいいのですが、今回は、わざと紙の位置を変えながら、あちらこちらにこすりだしてみました。

オマケの自己分析:2作品の共通点

これで、「あー、面白かった」でおしまいにしてもいいのですが、

ちょっと自分のアートワークから、今の自分のココロの状態について気づいたことがあったので、それを書いてみますね。2つの作品ができたので、この2作品を並べて見てみると、共通点があるなあと思ったんです。

クーピーでこするときには、もとのシール作品とは違う感じにしようと意図していたにもかかわらず、どちらも右には大きな半円状の形が2個、連なっていて、同じ感じになっている。そっくりじゃないですか。

どちらも、左から始まって、右寄りのエリアでは「ここからは別!」という区切りが登場しているんです。

「シール遊び」では、右側は大きめのシールで、間隔を開けずに詰めて貼る様式に変わっているし、

「こすりだし」では、右側に進んだときに、なんだかこの辺で色を濃くして区別をつけたい気分になったんですよね。

アートが映し出す、私の心

私は、これを見て、「あー、私の『境界線』だなあ」と思いました。

最近、仕事の中で、「私は私。あなたとは違うんだ」と言いたい状況が生まれていまして・・・。

詳しいことは書けないですが、
とても優秀な同僚がいて、その人のやり方には私はちょっと賛成しかねるところがあるんだけど、具体的な成果を上げているのはその同僚の方で・・・
なんか、凹んじゃうなあ・・・って気分を味わうことが多かったんですよね。

だから、きっと、何か、「私は私」と、自分を守りたいような、そんな思いが、ここに現れているような気がしました。

ただ、その同僚は、決して悪い人じゃないし、何か間違ったことをしているわけでもなくて・・・だから境界線を設けるにしても、ガチーンと難攻不落の堅い守り、ということではないので、だから、まあるい、ふんわりした形状なのかな。

 

アートって、なああんにも考えずに遊んでいる中に、ポロリと心の中の本音みたいなものを垣間見せてくれるんです。そんなアートの不思議な力を、積極的に活用しようという心理療法が、アートセラピーです。

アートセラピーについては、こちらの記事も併せてお読みください。

気軽にアートを

最後に、個人的な振り返りも入れたので、ちょっと話がややこしくなってしまったかもしれませんが、まずはとにかく、気軽にアートワークを楽しんでみてください。

アートは、特に自己分析を入れずとも、ただ遊んでいるだけでも、知らず知らず心の中のモヤモヤを発散してくれます。

でも、もしアートを介した自己への気づきを積極的に試してみたい方は、ぜひアートセラピーを試してみてください。

私、名田文子は、公認心理師であり、アートワークセラピストです。関心があれば、「お問い合わせ」から声をかけてくださいね。

 

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