
つらいとき、悲しいとき、その気持ちを誰かにわかってもらえたら、
それだけで心が少し楽になることって、ありませんか?
何かの解決策を示してもらえたわけじゃない。
自分の問題は相変わらず、そこにあるんだけど、
聞いてもらえた。受けとめてもらえた。
それだけで、安心できる。
だけど、伝えるって、難しいですよね。
何が起こったか、誰と誰が何をしたか・・・そんな概要なら話せるけれど、
気持ちを伝えるとなると、本当に難しい。
受けとめることもまた、難しい・・・
そもそも、自分で自分の気持ちに気づくことからして、簡単ではなかったりします。
自分で、自分の気持ちを聞く
自分のいちばん身近にいるのは、「自分」だから、
ますは自分で自分の気持ちに気づいてあげることを、してみましょう。
自分で自分に、「このごろ、気分どお?」って、聞いてみてください。
「かなしい」とか「さびしい」とか、ありきたりの言葉ではとらえきれない想い・・・
ぜひ、言葉ではない方法で、自分の気持ちに気づくことをしてみませんか。
そのためにお勧めの方法が、「写真を選ぶだけセラピー」です。
写真を選ぶだけセラピー
やり方は簡単です。
たくさんの写真を眺めて、その中から「自分の気持ちにピッタリだ」と思うものを選ぶだけ!
では、練習問題をしてみましょう。
① 最近、とても落ち込んだ時のことを思い出してみてください。
その時の気持ちに近いと思うものを、次の写真の中から選んでください。




どうでしたか?
あえて抽象的なものをチョイスして載せてみたのですが、その時の気持ちに近いものは、あったでしょうか。
「いや、わからん」と思われた方は、どれもこれも「ちがう、こんな感じじゃない」ということだと思います。
「どれもちがうな」という感覚は、それも大事なことです。
② うれしかった出来事を思い出してみてください。
その時の気持ちは、どんな感じでしたか?





どうでしたか?気持ちに近いものはありましたか?
自分を尊重するために
こんなふうに、自分の気持ちが目に見えたら、こんな感じかな・・・と考えてみることは、
自分自身を尊重することにつながります。
言葉って、けっこう不自由なもので、表面的に「ラベルづけ」するだけしかできない場合があります。
でも、色や形で表すと、言葉で「かなしい」「うれしい」などと言うのとは、幅や深まりがちがうのを感じていただけたんじゃないでしょうか。
「最近、どお?」
ぜひ、自分で自分に聞いてあげてくださいね。
そして、大事なポイントをもうひとつ。
こうやって「自分の気持ちを見る」ことをしたら、
とにかく「そっかー。こんな感じなんだ」と、受けとめてあげてください。
友達同士の対話でも、あれこれアドバイスされるよりも、
とにかく「ああ、そうなんだ」って、聴いてもらえることが、いちばん安心できますよね。
それと同じ。それを、自分で自分にやってあげましょう。
時間があれば、選んだ写真をダウンロードして、コラージュ作品(切り貼り)を作るのも楽しいですよ。
コラージュについては、こちらの記事もどうぞ。
ちなみに、
今回使わせていただいた写真は、無料で写真をダウンロードできるサイトからいただきました。
私が気に入っているのは、写真acというサイトです。キーワードを入れると、こんな感じで、いろいろ写真を表示してくれます。

写真を自由に使えるウェブサイトはたくさんありますので、
いろいろ眺めて、自分の心の「ご機嫌うかがい」をしてみてください。
アートセラピーのすすめ
今回ご紹介した「写真見るだけセラピー」は、一種の「アートセラピー」です。
アートセラピーは、色や形、素材などを通じて、心に働きかけていく心理療法。
日本ではまだあまり一般的ではありませんが、欧米では広く用いられています。
今後も、誰でもすぐできるアートセラピーメニューを、ご紹介していきますね。
自分ひとりで行うこともできるんですが、セラピストと一緒に取り組むことができれば、さらに経験を深めることができます。
関心があれば、どうぞコメント欄で、ご連絡くださいね。