
新年を迎えると、「今年は〇〇な年にするぞ!」と、抱負や目標を立てたくなるものですよね。
たった一日、日付をまたいだだけなのに、不思議と気持ちは切り替わります。
「今年こそは」「心機一転」——そんな言葉が、自然と浮かんでくる時期です。
もちろん、具体的な目標を言葉にするのも大切なことですが、
今年は、言葉ではなく感覚的に、自分と向き合ってみてはどうでしょうか。
言葉ではなく、イメージで思い描く「今年の私」
ここでおすすめしたいのが、写真やイラストなどのビジュアルイメージを使って、「今年の私」を思い浮かべてみることです。
言葉は、今の自分が意識できていることを表すのが得意です。
一方で、イメージには、まだ言葉になっていない願いや、気づいていない想いを浮かび上がらせる力があります。
だからこそ、イメージに触れることで、
「まだ知らなかった私」「これから出会う私」の気配を感じられることがあるのです。
2025年のコラージュが教えてくれたこと

こちらは、2025年の年明けに私が制作したコラージュです。
※著作権フリーの画像サイトの写真のほか、通販カタログや映画のチラシ、旅行パンフレットなどから切り抜いた写真も使っています。営利目的ではない私的な制作ということで、ご容赦ください。
このコラージュが完成したとき、まず感じたのは「光」でした。
それも、まばゆく華やかな光ではなく、薄明かりのような、穏やかな光。
「静かに、淡々と。小さな喜びに目を留めながら、ゆっくり進んでいこう」
そんな気持ちが、あとからじんわり言葉になってきたのを覚えています。
2026年のコラージュに現れた、不思議な気配

そしてこちらは、2026年の年始に作ったコラージュです。
どうしても使いたかったのが、下に貼っている土偶でした。
その存在感に引っ張られるように、全体的に少し不思議で、説明しきれない雰囲気に仕上がりました。
今回、特に強い力を持っていると感じたのが、柚木沙弥郎さんの染織作品の写真(右下)です。
そして最後の最後に、サングラスをかけた粋なおばあちゃんが、すっと作品の中に収まりました。
今年は、伝統や古いものに目を向けることが、私にとって新しい何かを運んでくれるのかもしれない——
そんな予感を、言葉になる前の感覚として、仕上がったコラージュ作品から受け取っています。
