アートセラピーって?

アートセラピーって、ご存知ですか?

残念ながら、まだまだ知名度が低いんですよね。
欧米では、アートセラピストを養成する大学・大学院も数々あり、
医療・教育・福祉などの現場で用いられていて、もっと身近なものらしいんですが。

 

すごくざっくり言ってしまうと、
アートセラピーとは、心理療法の一技法で、
色や形、素材などを用いて造形活動をすることによって、心の健康づくりを行うものです。
いわゆる、「図工・美術」による心理療法ですね。

 

その他、音楽やダンス、劇、詩、俳句などなど、
「美術」に限定されない表現技法を含めると、「アーセラピー」と呼ばれます。

私自身は、「美術」的なジャンルが専門の、アートセラピストです。

絵が心に変化をもたらす

アートセラピーについて、多くの方がイメージするのが
「絵を見て、心がわかっちゃうんですよね?」
というもの。

 

絵を分析し、解釈し、心を知る。
医療現場などで、アセスメントとして描画を使う「描画テスト」のイメージですね。

 

有名なのは、「バウムテスト」でしょうか。
クライアントさんに、木の絵をかいてもらうものです。
これは90年ほど前から使われ始めた描画テストで、「こういう枝を描く人は、こんな心理状態で、こういう幹を描く人は・・・」という、膨大な研究データがあります。

ほかに、家・木・人を描く「HTPテスト」とか、川・山・田んぼなど10アイテムを順に描いていく「風景構成法」も、よく用いられます。

 

風景構成法の記事は、こちらをどうぞ。

 

 

でも、分析・解釈をしない立場のアートセラピーもあります。

 

アートすることそれ自体が、心に働きかけていく。
分析や解釈をしなくても、
表現する行為そのものが、心に変化をもたらす。
それが、「アート・アズ・セラピー」と言われるものです。
「アート心を治す」とでも訳せばいいでしょうか。

 

 

私は、この「アート・アズ・セラピー」の力を、
自分自身が絵を描く中で体験しました。

 

私は、自分のことがすきじゃありませんでした。
でも、その想いを絵に描くことを通じて、私は大きく変わりました。
絵をひとつ描くごとに、そんな自分を受け入れることができるようになっていき、
どんどん心が楽になっていきました。

 

ただ、絵を描いただけなのに。

絵ってすごい!
そう思いました。

そして、その経験が、アートが心に働きかける力をもっと知りたいという願いにつながり、
私は、アートセラピーを学ぶ道に進ませることになりました。

 

 

多くの方に、
アートの持つ力を知ってほしい。
アートを通じて、心を楽にし、自分をもっとすきになってほしい。
それが、私の人生の大きなミッションです。

 

ぜひ、アートセラピーを経験してみてください。
少しずつ、このブログでもご紹介していきますね。

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