
とにかくその日その日を乗り切らなきゃいけない。立ち止まってなんかいられない。
だけどふと「いいのか?これで・・・」って迷いが浮かんでくることはありませんか。
あるいは、心が疲れ切っていることに気づき「こんなはずじゃなかった」と感じることはありませんか?
私は、ありますよー。今まさに、迷いと悩みの真っ只中です。
そして、そのモヤモヤと付き合っていく際におおいに役立っているのが、カウンセリングです。
カウンセリングっていうと、日本ではまだまだ敷居が高くて、重篤な問題や病的な状態にある人だけが受けるものと思われているようなんですが、
実際は、もっと気軽に利用されていいものなんですよね。
今回の記事では、私のカウンセリング経験をご紹介します。あなたの心の健康維持のために、参考にしていただければと思います。
私がカウンセリングを受けたきっかけ

私は、月1回、1時間のカウンセリングを受けています。
そもそもの始まりは、アートセラピーの学びをしている中で、もっと自分自身を知る必要を感じたことでした。
アートセラピーのワークを仲間と一緒にしているときに、なぜだか泣けて泣けて仕方ないという出来事があったんですよね。頭では、「あーあ、残念だったなあ」で済む程度のことだとわかっているのに、あとからあとから涙が出て、どうにも止まらなかったんです。なんで私、こんな過剰反応してるの?って、ものすごく戸惑いました。
この経験が契機になって、私はカウンセリングを受けることを決めました。
セラピストとして活動していくうえで、自分を見つめ直し、感じ方や考え方の傾向や癖、弱みや強さなどを知ることは必須です。また、セラピストは、自分自身の心のメンテンナンスをすることが必要。
つまり、「セラピストとしての資質向上のため」というのが、私の第一の動機だったんです。
でも、しばらく続けるうちに「セラピストとして」というところは、私の主目的ではなくなっていきました。
カウンセリングで、心がラクになる

自分がラクになる。
簡単にいうと、これが、私がカウンセリングを受ける理由です。
初回から4年が経ちました。カウンセリングを受けてきて本当によかったなと思っています。
実を言えば、きっかけになった「なぜだか泣いてしまった件」は、いまだに解明されてはいないんです。でも、分析して心の奥底まで徹底的に知ることは無理だし、必要もないことなんじゃないかなと思うようになりました。
ただ、ありのままに、「こんな私なんだな」と受け入れる。
わからないことは、わからないままでいいじゃないか。
これも「自分を尊重する」ということの、ひとつの在り方なんじゃないかなと思うようになっています。
わりと理論武装する行動傾向がある私なので、これは私の中で大きな変化なんですよね。
もちろん、カウンセリングの中で、自分の「見ないふりをしてきた部分」に気づくことは、ちょっとしんどいです。でも、キチンと対面することは、長期的に見れば、これも私がラクになるための必要なプロセスなんだと思っています。
カウンセリングは、自分だけの時間

カウンセリングで、あれやこれやと最近の出来事や過去の経験を話し思いめぐらしていくことは、すごく貴重な時間です。
日常生活の中では、まず不可能ですね。
みっちり1時間、自分のことだけ。
日常だったら、いくら聞き上手な友達がいたとしても、「私ばっかり話してたら悪いな」って遠慮も働きますよね。
でも、カウンセリングでは、とことん自分勝手に、自分のことだけに集中できるんです。
だって、有料なんですから。お金を払って、この時間を買っているんだから、相手を気遣う必要はないんです。
無料相談というものもあるし、そういうのも入口としては悪くないと思います。でも、無料だと、「すみません、こんな話につきあわせちゃって」的な、申し訳ない気持ちが湧いてきて、わがままになり切れないのではないかという気がします。
さらに、もちろん、相手は聴くことのプロだから、本当に上手に聴いてくれます。
余計なアドバイスをされることもありません。
日常ではよくありますよね、聴いてほしかっただけなのにあれこれ助言されたり説教されたりして逆にガックリ来ること。
カウンセリングでは、ただただ聴いてもらえます。
私がかなりしんどい状況に直面したときも心の健康を維持できているのは、この「ただ聴いてもらえる時間」を定期的に持ってきたおかげが大きいと思っています。
他人だからこそ打ち明けられる話もある

親しいからこそ逆に言えない話というのもありますよね。
これを知られたら、今の親しい関係が壊れてしまうということ。あるいは、これを言ったら、確実に相手を傷つけてしまうようなこと・・・。
大切な人だからこそ言えないことって、誰でもあるんじゃないでしょうか。
その点、カウンセリングでは、相手は日常の接点が全くない人です。秘密を知られたからと言って、顔を会わせづらくなるという心配はありません。
もちろん、カウンセラーやセラピストには守秘義務があるから、秘密は絶対に守られます。
さまざまなカウンセリング

私がお世話になっているカウンセリングルームでは、言葉のやりとり以外に、箱庭療法や描画療法なども行っています。
これらのアートセラピー技法であれば、「なんだかいやな感じだけど言葉で説明が難しい」という場合にも有効ですし、アート表現に現れたものをもとに話し合って、自分自身への新たな気づきが得られたりもします。とてもおもしろいです。
通常だと、カウンセラーさんが相手の様子を見て「箱庭が有効そうだ」などと判断して導入するのでしょうが、
私の場合は、私の気分で「今日は箱庭やりたいです」「今日は風景構成法で絵を描いてみたい」などと自分から申し出て、やらせてもらっています。
以前に、カウンセリングの中で行った箱庭制作や描画については、以下の記事も合わせてごらんください。
あと、最近は「夢分析」に取り組んでいます。
ここで言う「夢」は、将来の希望のことじゃなくて、寝ているときに見る方の夢です。見た夢をノートに書いておいて、それを持参し、「何だろうね、この夢は・・・」って話し合うんですけど・・・、
毎回さっぱりわかりません。
でも、しばらく続けていると、似たような傾向の夢が再々出てくることに気づいてきました。
夢は、自分の無意識領域からのメッセージなので、とても興味深いです。謎だらけだけど、しばらく夢分析に取り組んでいこうと思っています。
カウンセリングは、合わなければ止められる
それぞれのカウンセリングルームやセラピストによって、アプローチの仕方は異なるので、試してみたらいいと思います。
人同士の相性もありますし、合わないと思ったら止めればいいだけのことです。
相手は日常の接点のない他人なので、断っても、日常生活で気まずい思いをしなくてすみます。
カウンセリングの料金は、どのくらい?

さて、ここまで、カウンセリングを受けることのメリットや良さをお伝えしてきましたが、
気になるのは料金ですよね。
医療機関で、治療として行うカウンセリングであれば、保険診療になるので割安ですが、
カウンセリングルームなどでは保険がきかないので、残念ながらけっこう高額です。
私がHPなどで調べた最安値は、1時間5000円でした。
私がお世話になっているところは、「8000円から20000円までの間で、自分で決めてください」というシステムで、私は10000円にしました。
確かに痛い出費額ですが、大金を払っているということが「この時間を有効に使おう」という意識につながるので、有料であることは意味があります。
化粧品やエステ、ちょっといいレストランにだったら、この程度の金額は出すという人は多いんじゃないでしょうか。
心の内側を磨くエステや自分へのご褒美という感覚で、カウンセリングを使ってみてはどうでしょうか。
また、経済状況が苦しくてどうしてもこんな高額は出せないという場合、
経済力等に応じて低価格での対応をしてくれるカウンセリングルームもあるようなので、尋ねてみるといいかもしれません。
カウンセリングのすすめ

いかがでしたか。今回は、カウンセリングについて、効能や良さ、料金等についてお伝えしました。
ぜひあなたも、カウンセリングを試してみてください。
自分のための時間をとって、心の健康維持に役立ててくださいね。

