
落ち込んだとき、ドーンと気持ちが落ちているとき・・・悲観的な考えしか浮かばなくなるとき・・・そんなときって、ありますよね。
その場合、あなたはどんなふうに気持ちを切り替えますか?
実はアート表現活動に取り組むことで、無理なく気持ちを明るくすることができるんです。
自然と明るい気持ちになれるアートワーク、今回は「万華鏡づくり」をご紹介します。
「不器用さん」でも無理なく取り組める内容になっていますので、ぜひ取り組んでみてくださいね。
アートセラピ―「万華鏡づくり」
先日、アートセラピーの会を開催しまして、今回のプログラムは「万華鏡づくり」でした。
こちらの写真は、参加してくださった方の作品です。(参加者の許可を得て写真を掲載しています)

覗きながらくるくる回転させると、模様の色と形が変わって、とてもきれいなんです。
作り方は、後ほどご紹介しますが、要は、偏光フィルムにセロハンテープをひたすら貼り重ねるだけなんです。
それを紙コップに着けるんですが、作っている最中には、どんな模様ができるのか、皆目わかりません。

実はこの「偏光フィルムの万華鏡」は、私のオリジナルというわけではなく、科学工作ということで、すでにいろいろなサイトで紹介されたり、イベントで実施されたりしています。
今回の記事では、作り方の紹介よりも、この万華鏡づくりが、心に働きかける面に注目してお伝えしていきます。
万華鏡づくりが、心を明るくする

万華鏡づくりが心に与える効果は、いろいろあると思いますが、そのうちのひとつが、「明るい面に目を向ける体験になる」ということです。
できあがったら、必ず、「どんなふうにできたかな」と覗き込むはずです。そのとき、光の方を向かないと、万華鏡の模様は見えません。
そして、多くは、顔を上に向けるという姿勢になるはず。
これが、気持ちを上向きにしてくれるんです。
たったそれだけのこと?と思うかもしれません。でも、人の心のありようと、身体の動作や姿勢は、密接に関係しています。
落ち込んでいるときには、顔がうつむき加減になり、下の方を向いてしまいますよね。考えが暗い方、悪い方へばかり向かってしまうとき、人の目は暗いところに向かい、身体は下向きになるんです。
気持ちが身体の動きを導くのであれば、逆に言えば、身体を動かすことは、心を動かすことにつながります。
光の方を向くということ、そして、顔を上に向けるということ。これは、心の目を光の方に向け、心を上向きにすることと同じなんです。
アートは、「ほら、顔を上げて!」とか「明るい面を見ましょう!」なんて鼓舞したり無理したりするのではなく、自然に身体と心を促してくれるんです。
万華鏡づくりの心理的効果

万華鏡づくりの効果のうち、「明るい面を見ることができる」ということに絞って、今回はお伝えしましたが、
他にも、この万華鏡づくりの心理的効果には、次のようなものが期待できると思います。
小さな積み重ねの大切さを実感することができる
結果(将来)が予想できないことへの不安を減らすことができる
万華鏡の作り方
では、作り方を、ごく簡単にお知らせしておきますね。
セロハンテープ
紙コップ2個
ハサミ
下に敷く紙
装飾用のシールなど
プラバン(これは、オプションです。なくても大丈夫)
2,偏光フィルムを丸く切る
3,偏光フィルムにセロテープをたくさん貼る
4,偏光フィルムを紙コップに貼る
5,紙コップ2個を重ねれば、万華鏡の仕組みは完成!
6,好みで、紙コップに装飾をする
オプションとして、プラバンにたくさんセロハンテープを貼って、それを紙コップの間に挿入すると、模様の色と形が変わるので、試してみてください。
この「偏光フィルムの万華鏡」は、「科学工作」として、いろいろなサイトで紹介されています。
「偏光フィルムって何?」ということも、私が説明するよりも、科学工作系のサイトの方がわかりやすいかな~。
私が参考にした動画はこちらです⇒ 偏光板万華鏡をつくろう!【SCITAセンター】
アートセラピーについて
アートは、心に働きかけるとても強力なツールです。
アートを使って心の健康増進を図る心理療法である「アートセラピー」は、日本ではまだ認知度が高くないですが、欧米ではもっと知られているようです。
アートセラピーについては、こちらの記事もご覧ください。
なお、今回の「アートセラピーの会」は、兵庫県西宮市にある「不登校の子どもと親の居場所 トコトコくらぶ」さんでの開催でした。
「トコトコくらぶ」は、とても暖かな、居心地のいいグループです。関心のある方は、こちらをご覧ください。