自分の長所・短所

自分の「長所・短所」って、面接だとか、いろんな場面で聞かれますよね。
すらすら思い浮かびますか?

 

たいていの人が、長所を挙げるのに苦労します。
「ありません」なんて言う人もいるくらい。
逆に、短所の方は、まあ次々と、長ーいリストが簡単にでき上がります。
あなたは、そうではありませんか?

 

そして、よく自己啓発系のセミナーだとか本だとかで言われるのが
「自分の長所に注目しましょう!」っていうフレーズ。
人間、だれでもいいところがあるのだから、
いいところ、すてきなところをみつけて、のばしていきましょう
っていうんですよね。

 

長所に注目する。
いいことなんだろうけど、
「ネガティブな私」を無視して、置き去りにして、
それでほんとにいいのかな って思うんです。
だって、見ないようにしているだけで、
私の弱さや愚かさは、消えてなくなったわけじゃない。
大量の「欠点たち」を、あんなにズラズラ、すらすらリストアっプできる私なのに。

絵で出会った「本当の私」

大学時代の、私の話ですが、(もう30年前!💦)
「自分のことをすきですか?」と問われたなら「すきです」と答えてました。
そりゃ、万能じゃないし、すごく優秀ってわけじゃないけれど、
普通に大学に進めて、友達もいて、まあまあ、現状に満足してたんです。


でも、その満足は、自分の長所だけを見て、
短所・欠点を見ないようにしていたからでした。
それって、本当に、「自分をすき」ってことなのかな?
私が私であるってことを、認めてることには、ならないんじゃないのかな?

 

そのことを私に教えてくれたのは、絵でした。

 

私は芸大で、絵を学んでいたんですけど、
どうにもこうにも、「明るい幸せな絵」が描けなかったのです。

 

私は、自分で思っているほど、明るくてハッピーな人間じゃない。
見ないようにしてきた「弱い私」が、絵の中に、表れてきていました。


私は、自分と、ちゃんと向き合わなくちゃいけない。
そうじゃないと、私は、本当の私として生きていない・・・・。

絵「真昼のあかり」

自分の中のネガティブな部分に、向き合ってみよう。
そう思って描いた最初の作品が、この絵です。

 

絵を描くというのは、不思議なものです。
自分の「本当の気もち」「本当の私」が、映し出されます。
それはもう、こわいくらいに。
そして、さらに不思議なことに、
絵を描くことで、心が動き、気もちが変化していくんです。

長所も短所も含めて、丸ごとの自分を、受け入れる。
それはこわいこと。でも、とても大切なことだと思っています。

「自分と出会う」そのためのアート。
私はこうして、「アートセラピー」の道に足を踏み入れました。


あなたも、アートで、自分を受け入れる体験をしてみませんか。

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