やりたくもないことで忙しい日々…を変える方法

 

あなたの生活は、「やりたいこと」にかける時間と、「やりたくはないけど仕方なくやっていること」にかける時間、どちらが多いですか?

おそらく、「やりたいこと」のための時間は、なかなか持てない・・・という方が多いのではないでしょうか。

 

でも、ちょっとの工夫で、「私は、私のやりたいことをやっている」と感じる時間を増やすことができるんです。

今日は、「動機づけ」の話を入口に、
欲求不満を減らして生活の満足度を上げる方法を考えていきたいと思います。

「動機づけ」とは


「動機づけ」とは、つまり、「やる気スイッチ」。

その人が、ある物事に対して、どういう理由で「やる気」になるのか、という話です。

動機づけには、大きく分けて「外発的動機づけ」「内発的動機づけ」の二種類があります。

やる気スイッチ」が、自分の中にある場合を「内発的動機づけ」
スイッチが自分の外にある場合を「外発的動機づけ」といいます。

 

例えば、Aちゃんは、テストの点が悪いとお母さんに叱られるので、「叱られたくないから」というのが、勉強する動機です。

Bちゃんは、いい成績をとって、いい学校へ進学したいから、勉強をします。つまりBちゃんの動機は「将来のため」です。

Cちゃんは、新しいことを知るのが面白くて勉強しています。Cちゃんの動機は、「興味、関心」です。

 

この場合、「内発的動機づけ」によって勉強しているのは、誰でしょうか。

そう、Cちゃんですね。Cちゃんは、誰かに強制されてではなく、「自分がやりたいから勉強する」というスタイル。「やる気スイッチ」は、自分の中にあります。

「内発的動機づけ」によって物事に取り組む場合、それは質が高いものになり、楽しさやワクワク感を伴うものになります。
きっとCちゃんの勉強は、学ぶにつれて、また新たな疑問がわき、「知れば知るほど、もっと知りたい」という、終わりのない探求を進めるというものになるでしょう。

対して、Aちゃん、Bちゃんの「やる気スイッチ」は、今の自分の外にあります。

Aちゃんの場合は「お母さんからの圧力」が動機。やりたいからやっているのではないですね。

Bちゃんの場合は、自分の将来のことを考えているわけだから、「内発的」に近いような気もするけど、「今、自分がやりたいこと」としての勉強というよりは、「やりたくはないけど、必要だと思うから」という感じ。おそらく、学びを楽しむというよりは、「効率よく点数アップを狙う」という学習の仕方になるでしょうね。

「外発的動機づけ」で営む生活

さて、私たちは、毎日、何らかの「お仕事」とか「学び」とかに取り組んでいます。
その中で、「内発的動機づけ」で取り組んでいるものが、ありますか?

私自身の生活を振り返ってみると、ほとんどは「外発的動機づけ」でやっているような気がします。
家事なんかは、ほぼ全部、渋々やっているかなあ。やらないで済むものなら、やりたくない。だけど、やらないと仕方ない。

自分が本当にやりたい「お楽しみ」に充てる時間はなかなか取れなくて、好きじゃない「義務的な用事」の方にばかり時間がかかってる・・・。

そう思うと、自分の生活が何もかも、「やらされている感」でいっぱいになってしまって、「もう嫌だ~、自由になりたーい!」って気分になってきます。

小さな「内発的動機づけ」に目を向ける

でもね、気づいたことがあるんです。
よく考えてみると、「外発的動機づけ」で、渋々やっている用事の中にも、小さな「内発的動機」があるんじゃないでしょうか。

 

例えば、食器を洗うという用事。
やりたいってわけじゃありません。汚いまま置いとくと不衛生だから洗うというだけのことです。

でも、私、食洗器にお皿を入れる前に、必ずスポンジで軽くこすっているんですよね。なぜって、このひと手間で、食器が曇りなく、より綺麗に仕上がるから。

ここに、「綺麗になると嬉しいから」っていう、積極的な部分が、ちょっとあるわけです。食洗器に入れるだけじゃなく、わざわざ手間をかけている・・・これって、「自分がやりたいからやっている」、つまり「内発的動機づけ」じゃないですか。

洗濯物を干すという仕事もそう。
全自動で洗って乾かす機能があっても、わざわざ自分で干します。それは、乾燥機で乾かすと、しわしわになっちゃうからです。だから、自分で干す。
しかも、タオルをバサッと振るって固まった繊維をほぐしてから架けるとか、シャツの襟もとをピッと整えるとかの手間をかけています。

それから、実は私、ピンチハンガーに小物を吊るすとき、靴下のペア同士を並んだ位置にしないと気が済まないんです。靴下が生き別れみたいにバラバラに吊られてるのが嫌なんです。そんなの、干し上がりの綺麗さには関係ないんですけどね。

つまり、洗濯物を干す行為の中にも、「思い通りに干したい」という「内発的動機づけ」が、ちゃんと入っているんです。

「やりたいから、やっている」に切り替える

こうやって考えていくと、「やりたくないけど、やっている」という「やらされ事」のなかにも、必ず何かしら「自分がこうしたいから」という部分が混ざっているんですよね。スパッと「外発的動機づけでやっている」「内発的動機づけでやっている」などと分けられるものではないんです。

そして、小さな「内発的動機づけ」の部分に意識を向けていくことで、「いやだ、いやだ」の気分を、楽しいものに変えていけるんじゃないかなと思います。

 

つまり、不本意な動機で始まった仕事の中に「やりたい、好きだ」と思える部分を見つけて、そこに意識を向けていくことで、生活の質を変えるということです。

表面的には何も変わっていない。でも、受け止め方が変われば、生活は変わります。

 

意識のチェンジで、生活を変えよう

 

いかがでしたか?ぜひ、気が進まない義務的用事の中の「内発的動機づけ」の部分を探してみてくださいね。

私たちの生活を、「心の底からやりたいこと」だけで満たすのは、無理なこと。そんなことしたら、世の中、破綻しますよね。

もちろん、「本当に自分のしたいこと」のための時間確保を図る工夫もしていきたいですが、
まずは、識の切り替えで「質的な時間を増やす」ことなら、すぐにでもできるので、ぜひ試してみてください。

「こんなところに、”やりたい気持ち”が潜んでた!」っていう気づきがあったら、ぜひ私にも教えてくださいね。「お問い合わせ」ページから、お気軽にどうぞ!

 

 

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