
ついつい頑張りすぎてしまうあなたへ。
成果主義の競争の中で、疲れを感じてはいませんか。そして、もっと休みを取り、自分を大切にしたいと思いながらも、ペースを落とすことができないでいる、そんなことはありませんか。
実は私がそうなんです。
今回の記事は、グイグイ突き進む生活から離れるための、「何もしないで休む」の効用を書いています。
自分自身に言い聞かせるために書いているようなものですが、もしあなたが、私と似たような「頑張りすぎちゃう人」であれば、参考になる所があると思います。最後までお付き合いくださればうれしいです。
頑張ってしまう私

私は、自分で言うのもなんですが、けっこう「頑張り屋」だと思います。学校の美術教員という仕事に就いていて、子どもたちとの時間が素敵なものになるように、考え、工夫し、準備し、努力してきたつもりです。
家庭でも、ひととおりの家事と育児をして、それこそ休む間もなく外でも内でも働いてきました。もちろん完璧に出来ているなんて、とても言えませんけど。
そして、私は、休日にも休めないんですよね。
「休みの日こそ、普段できないことをやろう!」と思っちゃう。例えば、平日にはできなかった大物の洗濯をするとか。あるいは、積み上げてた本を読むとか。
休みの日にまで、成果を出そうとしてる。
ダラーっと、一日中寝て過ごすような休日を「もったいない」と思ってしまうんですよね・・・。
頑張る理由は「褒められたいから」

もちろん、日々の生活の中で、やることは山盛りだし、休日にだって、どうしてもやらなきゃいけないことはある。
そして、頑張ることは、悪いことじゃない。頑張れる自分を、「ヨシヨシ、偉いぞ」と褒めてやりたいとも思います。
だけど、その頑張りの動機を考えてみると、
私は、「賞賛を得たいから」という動機で頑張ってきた部分が、かなりあった気がするんです。
子どもたちのために、家庭のために、わが子のために。その想いは、もちろん持っています。だけど、それでもやっぱり、「すごいね」とか「頑張ってるね」と言われたくてやっている部分が、だいぶあったと思います。
人間は誰でも、他者から認められることを求めるもんなのでしょうけど・・・。
「褒められたい」の競争から離れる

褒められるためにじゃなく、今、本当に自分に必要なことは何か。
それを考えて、優先順位をつけないといけないのです。
褒められたいという動機は、他者の評価基準で自分を縛ること。
「もっと、もっと」と追い立てる声に急きたてられて、終わりのない上昇レースを、私は続けていくのだろうか・・・・。
私は、競争の舞台から降りる必要を感じています。
目に見える成果を出すことよりも、撤退し、休養し、エネルギーを蓄えること。それが今の私に必要なことなんだと思っています。
だけど、頑張りグセというのは、なかなか抜けないものでして。
こうやってブログを書くのは、頑張る場にいまだ自分の身を置いていることでもあるのでしょう。でも、「頑張らないぞ、休むぞ」という意識を新たにする、自分を養う作業でもあります。
「器を磨く」
この前の記事には「剣をふるうのではなく、器を磨くときだ」ということを書きました。
「動かず、閉じこもって、器を磨く」・・・それが今の大事な仕事だ、と。もちろん、この「器磨き」は、心の有り様のメタファーですが、なんなら、ほんとうに自宅のガラス類をひたすら磨くのも、瞑想的作業として、いいかもしれません。
「器磨き」については、こちらの記事をどうぞ。
昔話に見る「休息」の効用

そして今朝、心に浮かんでいるのは、昔話「三年寝太郎」です。
「寝太郎」は、3年間何にもしないで、ただ寝ていました。着替えもせず風呂にも入らず、隣人にバカにされながら、ゴロゴロして過ごすんですよね。
でも、寝て過ごした日々は無駄にはならなかった。彼は村の大ピンチを救う働きをする人に生まれ変わったのでした。

寝て過ごすと言えば、もうひとつ思い浮かぶのは「眠れる森の美女」。
魔女の呪いによって寝ているんだから、自ら望んだ休息ではないですけどね。
王子が来てキスをしてくれることで万事解決、という点でも、ひたすら受け身な話ではありますが・・・でも、寝ている間に時が熟して最高のチャンスが訪れるという点では、この眠りもまた、必然の日々だったのでしょう。

「白雪姫」もそうですよね。
森の中へと逃亡し、表舞台からの撤退を経験したという点は、今、公の仕事を休職している自分とちょっと重なります。
身を潜めている間に、さらなる危機に直面し、死という眠りについた白雪姫。彼女もまた、休息を経て、問題を解決してくれるアイテム(王子)を得ることになりました。
休むことの効用。それは、熟成期間であり、やがては最高の再出発につながるものなのだと思います。
希望を持って休みましょう

成果のない日々をモヤモヤしている私ですが、いつか手に入るはずの「なにか」への希望を胸に、今日もいろいろ思いめぐらして過ごそうと思います。
あなたの今日が、穏やかな、素敵なものでありますように。
「休む」に関する以下の記事も、よかったらどうぞ。

